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「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.11

会期

下見会:
2022年 8月20日(土)〜 8月28日(日)
開札日:
2022年 8月30日(火)
会場:加島美術(東京都中央区京橋3-3-2)
出品作品:約420点

※第2会場で「廻 -MEGURU- オンライン」で開催中の第38回オークションの作品を展示予定です。
 あわせてご高覧いただければ幸いです(「美術品入札会 廻 -MEGURU-」の出品作品とは異なります)。
https://www.meguru-online.jp

主な出品作品

今回の見所

●琳派
桃⼭時代後期に本阿弥光悦や俵屋宗達が興し、江⼾中期に尾形光琳・乾⼭が⼤成させ、続く酒井抱⼀、鈴⽊其⼀が定着させた⼀⼤総合芸術・琳派。⽇本の伝統美を新しい感性で捉えた華やかで意匠性に富んだ琳派の作品は、⽇本美術の中でも特に⼈気があります。今回の特集では、酒井抱⼀や鈴⽊其⼀、池⽥孤邨、中村芳中など江⼾後期の作家を中⼼に約20点を出品します。琳派では、世襲や直接指導は重視されず、作家の多くが先⼈に私淑することによって画法を学び、流派を継承してきました。琳派ならではのユニークな着眼点や構図、意匠性にどうぞご着⽬ください。

●橋本雅邦と川合玉堂
近代⽇本画の祖と称され、明治期に岡倉天⼼が率いる⽇本画改⾰運動を⽀えた橋本雅邦。東京美術学校(現東京藝術⼤学)で教鞭を執り、横⼭⼤観や菱⽥春草、下村観⼭など後の⽇本画壇を代表する作家の育成に⼒を注ぎました。雅邦に⼊⾨した作家の⼀⼈に川合⽟堂がいます。京都で幸野楳嶺に師事していた⽟堂は、内国勧業博覧会で観た雅邦作「⿓⻁図屏⾵」に感銘を受けて上京を決意し、雅邦の⾨を叩きます。師の導きを経て、雅邦が受け継ぐ狩野派と、⾃らが培った四条派を融合した新しい⾵景画を完成させます。今回の特集では、雅邦と⽟堂の⾵景画や動物画など約20点を出品します。⽇本画壇の黎明期を築いた師弟の名品の数々を、どうぞご⾼覧ください。

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落札結果公開

美術品入札会「廻-MEGURU-」vol.11の開札結果が公開されました。見事落札できた方も、惜しくも今回は逃してしまわれた方も、次回の開催を楽しみにお待ちください。ご参加いただきありがとうございました。

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